第2回:「麹」×「温活」
便秘や肌荒れなどの体の不調は、多くの女性にとって身近にある悩みの種。
体の不調を改善し、内側からキレイになることで、より健康的に美しくなるにはどうすればいいのか。
そこで前回に引き続き、「インナービューティー」の第一人者である木下あおいさんに、お話しを伺いました。
便秘や肌荒れなどの体の不調は、多くの女性にとって身近にある悩みの種。
体の不調を改善し、内側からキレイになることで、より健康的に美しくなるにはどうすればいいのか。
そこで前回に引き続き、「インナービューティー」の第一人者である木下あおいさんに、お話しを伺いました。
木下 あおいAoi Kinoshita
(社)日本インナービューティーダイエット協会代表。管理栄養士/インナービューティープランナー。腸内環境を整え、美しく健康になる美容食をSDGsの観点から提案する。全国に発酵・旬の野菜を活用した料理教室、資格講座の運営。インナービューティーダイエット専門クッキングサロンBijou(本店主宰。北海道から沖縄まで、認定サロンを展開中。美と健康を伝える教育事業、ダイエットサポート、女性の活躍を支援する活動に力を入れている。『ママになっても美しい人の食事術』(PHP出版)『30代からの食べて美肌になるダイエット』(清流出版)、『美人はコレを食べている』(大和書房)など累計30万部を著書。
みなさま こんにちは。
前回は、体の不調を改善し、美しく健康に生きるたに
「腸活」についてお話しをさせていただきました。
今回は「腸活」とは切ってもきれないほど、
女性の体を健康にするためにとても大切な「温活」のお話しです。
みなさまは「温活」と聞いて、どのようなことを思われますか?
温活とは「体を芯から温めていくこと」。
腸を整えるためにも、
体を冷やさないことはとても大切で、体が冷えると免疫力も
低下し、様々な不調も起こりやすとされています。
体を温めることは、自律神経のバランスを整えることに繋がり、
その結果心の安定が訪れ、心身の調子を良くすることに繋がります。
自律神経の乱れは、
便秘・不眠・肌荒れ・体調不良・肥満
など様々なトラブルの原因にもなります。
体内が温まることで代謝が整い、便通も促進され、お肌の艶も出てきます。
一番はよく噛むことで、食事誘導性熱産生を高めること。
そして、発酵調味料や、生姜、根菜類など、
ビタミンB群の豊富なお食事も温活におすすめです。
前回に引き続き、今回も木下あおいさんが理事を務めるIBD(インナービューティー協会)認定講師の鈴木 教恵さん、谷口 あゆこさんが温活におすすめなますや味噌の商品をピックアップ、おすすめポイントや商品を使ったオリジナルレシピを大公開します!
鈴木 教恵Norie Suzuki
管理栄養士。インナービューティープランナー®️心と体をつくる「腸」に興味を持ち、社会人から管理栄養士を取得。内側から、1分1秒でも自分と大切な人の人生を幸せなものに変えたいと思い、腸を軸にした栄養の発進している。現在、(株)SYOKUSANの、心動かすお料理栄養サロン「Moviug Heart Kitchen」講師としてインナービーュティー公式パートナー校のレッスンと、北海道産のオリジナル米粉を使った体に優しいグルテンフリーレッスンを行なっている。
さまざまな栄養を豊富に含むことから、近年さらに注目を集めている甘酒。なかでも玄米でつくる「玄米甘酒」は、玄米由来の栄養素や効果もプラスされるため、毎日のお調理で是非積極的に活用していきたい食品の一つです。では、そんな玄米甘酒で特に注目したい栄養価について見ていきましょう。
玄米甘酒はエネルギー代謝を助けるビタミンB群を豊富に含みます。ビタミンB群の主な働きは、体内で効率よくエネルギーをうみ出すこと。そのため、ビタミンB群を取り入れることで基礎代謝が上がり、生き生きとした体をつくることができます。
玄米甘酒の原料である玄米には、白米の約6倍の食物繊維が含まれます。食物繊維は大きく水に溶ける「水溶性食物繊維」と水に溶けない不溶性食物繊維に分けられ、玄米には特に不溶性食物繊維が豊富に含まれます。不溶性食物繊維は便のカサを増やすことで便秘解消を促進し、腸内環境を整え、体内をデトックスする効果が期待できます。
私たちの体は20種類のアミノ酸で構成されていますが、そのうち9種類は体でつくることができない必須アミノ酸と呼ばれます。必須アミノ酸は体でつくることができないため、食事から欠かさずとる必要があります。玄米甘酒には、この必須アミノ酸が9種類すべて含まれるため、健康、美容、痩せやすい体づくりにも役立ちます。
食習慣、運動習慣、入浴など、さまざま温活の方法がありますが、特に内側から温める効果の高い食習慣から、温活を継続できると理想的ですよね。
温活を叶えるキーワードは、内臓の一つである「腸」を温めること。腸にはたくさんの血液が集まっているため、血液が温められることで全身を温めることができます。また「腸」が整うことで、食べたものの消化・吸収がスムーズになるため基礎代謝が上がり、体内でスムーズに熱をつくことができるため、体の内側から温活を促進させることができます。
今回、温活として私がオススメさせていただきたいのが「お味噌汁」です。お味噌汁は、私たち日本人の食生活を支えてきたソウルフード。そして。手軽に作れる、アレンジしやすい、毎日食べても飽きないなど魅力が詰まったお料理の一つです。お味噌汁などの温かい飲み物は、内臓から温め内側からの温活をサポート。加えてお味噌は、生きたまま腸まで届き体に良い働きをする「プロバイオティクス」が含まれるため、腸を整えることで代謝を促進。毎日美味しく食べて、内側からの温活を叶えます。
優しい甘さが特徴のますやみその「玄米甘酒」は、でそのまま飲んでも美味しくいただけますが、お味噌汁などお料理と合わせても相性が抜群。お味噌汁にコクをプラスするだけでなく、お味噌と甘酒の発酵食品のかけあわせが旨みもアップさせます。定番のお味噌汁も、玄米甘酒の美味しいアレンジが加わることで、より一層楽しく、内側から美しく健康を叶えるお食事に変えることができます。
優しい甘さで満足感もある。甘酒が苦手な方でも、甘すぎず飲むことができる。麹の香りも優しく、美味しさのプラスαとして楽しむことができる。
甘酒と鮭のコクあまお味噌汁
谷口あゆこAyuko Taniguchi
長崎県出身、2人の男の子のママ。管理栄養士として、給食業界で11年。献立作成や調理、衛生管理、産婦人科などで栄養指導。2018年から、出張料理人としてインナービューティーなお食事をご提供する。今まで出張料理した数は200件を超える。特技は、「食材を目の前にすると料理をどんどん作ること」「美味しく、腸から健康になる料理を考えること」
スンドゥブチゲは市販の素などには、砂糖などの甘みも入ることがありますが、ますやみその芳醇麦味噌は、甘みとコクのある味噌だからこそ、砂糖不使用で仕上げることができ、野菜やあさりからの旨味が融合することで、コクが深まり辛みと絶妙にマッチします。市販の素を使わず、ますやみその芳醇麦味噌と豆板醤だけで味付けするので、手軽に作れて、お好みの辛さに調整できるのもおすすめです。
1.体の中から温める食材
2.具材を大きめに切り、よく噛めるように
3.からだを素早く温めて内臓の働きを強化してくれる味噌
今回使用した体を温める食材は、白菜・ニラ・カボチャ・にんじん・ごぼう・かぶ・生姜・味噌です。(※2※3)これらの食材を大きめに切ることで、よく噛めるようにしました。よく噛んで食べることで、食事誘発性熱産生により、食後に身体が温かくなる理由と関係しています。よく噛んで食べる方が、食事誘発性熱産生が高くなるため、食材を大き目に切り、自然とよく噛めるようにしました。(※4)
また、スンドゥブは、韓国料理の1品でお豆腐がメインで、好きな野菜を加えられるアツアツのお鍋です。そのため、体を温める野菜を中心、コンロでグツグツ煮込みながら、いつまでも熱々な状態で食べられるため温活におすすめのメニューです。ピリッと豆板醤を加えているので、食べると血行が促進されます。また、スンドゥブに入ってるあさりは、ビタミンB12が豊富な食材で、血液細胞を健康に保つため(※1)血液の質を高めてくれます。それにより、血の巡りがよくなることで、体をポカポカにしてくれます。
(参考文献)
芳醇麦味噌をいただきました。適度な甘味があり、塩辛さがマイルドなので、定番のお味噌汁はもちろんですが、味噌を使ったお料理全般に使える万能味噌でした。私は、九州生まれ九州育ちで、麦みそで育ちました。現在、関東に住んでおり、美味しい麦みそを探すために、麦みそを食べ比べていたところ、ますやみそさんの芳醇麦味噌に出会い、ちょうどいい甘さとマイルドな塩気が気に入って、3~4年前からずっとリピートしています。原材料が、大麦、農薬をつかっていない大豆、食塩というシンプルなところもとても気に入っています。これからも、ずっとず~っと愛用したいお味噌です!
体あったまる!味噌が決め手のお野菜スンドゥブチゲ