匠の技とバイオ技術の共鳴

バイオ技術は自然界が生み出した素晴らしい仕組みを、人の暮らしに安定的に活用するために開発された技術です。ますやみそでは、コンピュータ制御の製麹機(せいきくき)によって、昔ながらの麹づくりをより忠実に再現。みそづくりに欠かせない酵母も、最良ものを自社独自のバイオ技術で純粋培養しています。又、立体発酵蔵を常に最適な熟成温度に保つなど、ますやみそのバイオ・コンピュータ技術は、安定した品質のおいしいみそをつくり出すため活かされています。そのための専門機関として「ますや食品研究所」も開設しています。

真に求められる食品を目指して

技術先行となることなく、ますます個性化・多様化する食品マーケットをステージに、消費者と同じ視点で考え、真に求められる食品を積極的に提案する姿勢を大切にしています。そのために、営業活動や社外モニターから収集した情報を蓄積・分析し、新商品の開発や既存品の改良・品質管理などにもつとめています。みその熟成を見きわめ、微妙な出来映えを判断する。そうした人の手ならではの熟練の技と、近代の技術を駆使したバイオの結びつきは、ますやみその品質をより高いものへと導いているのです。